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表玄からのお知らせ

新元号 令和 の始まり

 

◆令和 初日の5月1日。祝日の銀座は人通りも少なく静かな朝です。

昭和から平成へと続いた近代の日本美術も大転換期を迎えていますが、
他国にはない日本独自の美術品の底力を信じ、新たな気持ちでスタートしたいと思います。

本日はメーデーの日でもあるので、マスコミの新元号のお祭り気分とは異なり、
外堀通りでは毎年の様に労働各団体組織による長いパレードも行われていました。
右翼の街宣車の声も聞こえて、警備隊の物々しい検問も随所に設置されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『令和』の時代。
引用された歌の”万葉”の世も藤原一族や後続との諍いのあった(長屋王の変)など
混迷を極め、決して安定した政治ではなかったようです。
リーダーシップ不在の時代であったという人もいますが、同じことが令和においても
歴史を繰り返さないであってほしいと望むばかりです。

明治維新を経て、開国ムードの中、次々と新しい文化が生まれた日本。やがて
戦後の敗戦ムードの中でアメリカの統制下により、従来の伝統文化が抑圧され、
資本主義経済の隆盛で、高度経済成長にのってバブルばかりが繰り返された昭和。
ゴルフの会員権や土地などと共に、実力以上の値段で取引されてきた売り絵の時代。
その名残惜しい昭和の延命で30年の月日を渡ってきた保守的な美術業界。
これからは国内のみならず、世界に訴えうる、積極的な戦略がさけばれる中で
江戸期以前の古画や浮世絵に負けない、近代・現代の絵画の良さをアピールする
”ひと工夫”が求められています。

日本の緻密で清楚な絵画・工芸を世界に向けて、市場を形成する画商のマーケティング力が
求められています。
令和の新年号に合わせ、ゼロからの発想力でこの時代、残れるかどうか。
私どもの業界も淘汰の波にのまれぬように新発想で外国のお客様にも満足いただける作品を
紹介できるように日々精進しなければならないと思っております。

(金子)